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胸郭出口症候群概要

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大阪府大阪市淀川区西宮原1-6-36

胸郭出口症候群thoracic outlet syndrome

胸郭出口症候群 胸郭出口症候群は、長時間のデスクワークを毎日続けているような方に発症しやすい疾患で、発症しやすい年齢としては20〜30歳代と考えられています。特に、猫背の傾向が強い方や、左右両肩のラインより頭が前方にでている方に発症しやすい傾向があります。また、マウス操作をしたり字を書いたりするなどの作業が長時間続く事で、首の前の筋肉や胸の筋肉が使われ硬くなってしまい、頸椎(首の骨)や鎖骨の運動が障害されてしまいます。その結果、胸郭出口症候群のリスクはさらに高まってしまいます。
 胸郭出口症候群の症状が現れた方は早期に治療を開始するように心がけましょう。

 胸郭出口症候群の症状

 胸郭出口症候群の症状は、首〜肩、腕〜手の指先に現れます。
 首から肩の症状としては肩こり・首こりが多くの場合で現れ異常なまでに筋肉が硬くなっていますが、自覚症状がある場合とない場合があります。症状が強い場合には、首や肩の筋肉だけではなく背中の筋肉まで硬くなっていることもあり、肩甲骨の周辺や左右の肩甲骨の間に痛みを感じる方もいらっしゃいます。
 このような症状に血流障害によって手にしびれや冷感、脱力感が加わるのが胸郭出口症候群の特徴です。なかには手の色が蒼白になったり、よく手を使う機会がある方は手指の動きの悪さを訴える方もおられます。
 デスクワークを行っている時やバスや電車で吊皮をもっている時等に認められる事が多く、時間が経てば経つほど症状は悪化していく傾向にあります。症状が悪化すれば、手のしびれや冷感によって仕事が続けられなくない、寝る時の姿勢によって手がしびれる、頭痛や吐き気が現れる方もいらっしゃいます。 

 胸郭出口症候群は腕への血液を運ぶ血管を圧迫しているため、同一姿勢が長時間続いた場合に腕が全く動かなくなるような運動麻痺がおこることもあります。特に寝ている時に動脈や神経が圧迫され続けることによって「朝起きたら腕が動かない」症状がみられることがあります。多くの場合は1時間以内に回復しますが、長い場合には数か月動かない状態が継続することもあります。

 この症状は「Friday night syndrome(フライデーナイトシンドローム)」とも呼ばれ、腕枕をして寝ることで上記の動脈や神経を圧迫し発症する方が多いことから名づけられました。

 胸郭出口症候群になりやすい方

胸郭出口症候群になりやすい方には特徴があります。
1.猫背
2.なで肩
3.長時間のデスクワーク
4.慢性的な肩こり
5.顎関節症の症状がある

これらの症状がある場合には、胸郭出口症候群になりやすい傾向があります。

 胸郭出口症候群の病態

 胸郭出口症候群は、斜角筋・小胸筋によって鎖骨下動脈が圧迫されてしまう事によって発症する病気です。さらに、肋骨と鎖骨の間を通過する際に鎖骨下動脈が圧迫されてしまい発症する場合や、稀に先天的に第7頸椎に肋骨がある頸肋症候群によって発症する事もあります。
 胸郭出口症候群は発症原因によって、斜角筋によって圧迫された場合を斜角筋症候群、小胸筋によって圧迫された場合を過外転症候群、肋骨と鎖骨の間で圧迫された場合を肋鎖症候群、頸肋によって圧迫された場合を頸肋症候群に分けられます。。

斜角筋症候群斜角筋症候群

 上のイラストをご覧ください。これは斜角筋症候群の状態を表しています。赤線は鎖骨下動脈を表しています。鎖骨下動脈は、前斜角筋、中斜角筋、鎖骨でつくられる斜角筋隙(しゃかくきんげき)を腕神経叢(腕を支配する神経の固まり)と共に通過します。その際に前斜角筋と中斜角筋によって鎖骨下動脈が圧迫された状態を斜角筋症候群と呼びます。

検査法:斜角筋が関係している際に、アドソンテストやモーレイテストが陽性になります。
●アドソンテスト:まず、座っていただき両手を膝の上に乗せていただきます
        両手(橈骨拍動部)の拍動を確認します。
        次に患側に首を回してもらいその位置で少し首を後ろにそらします。
        そこで大きく深呼吸していただき、週秒間息を止めてもらって、もう一度拍動の確認をし
        ます。
        もし、減弱・あるいは消失し、腕の症状が悪化した場合には陽性とします。

●モーレイテスト:鎖骨の上のくぼみの斜角筋部を圧迫し、圧痛・あるいは愁訴の誘発がないかを確認しま
         す。

過外転症候群

過外転症候群  頸神経は椎間孔を出ると神経叢をつくり、鎖骨下動脈とともに神経血管束となって前頸部に向かって走ります。さらに鎖骨の後方を通過して上肢に分布していきます。その経過は、鎖骨の上部で前斜角筋、中斜角筋、第1肋骨によって囲まれた間隙に入り、次に肋骨と鎖骨の間をくぐり、最後に鎖骨下筋や小胸筋の後ろを通過します。
この際、小胸筋に異常な硬さが出ていると後ろを通っている神経や血管を圧迫してしまうため、腕のしびれやだるさなどを引き起こされます。それが『過外転症候群』です。

過外転症候群は姿勢が原因となって発症していることも少なくありません。特に猫背などで肩が前に出ているような場合には、小胸筋は常に緊張状態となってしまいます。その結果、鎖骨下動脈や腕神経叢の圧迫を起こしてきます。根本的な改善を考えた時には、姿勢を矯正していくことも必要になります。

【検査法】
ライトテスト:患者さんの上腕を90°に外転、前腕を90°屈曲させ、橈骨動脈の拍動を確かめます。この時に脈が触れなくなったり症状が誘発されるような場合には、ライトテスト陽性とします。脈が触れなくなっただけでは、陽性反応としてみないことがあります。

肋鎖症候群

 胸郭出口症候群の原因の一つに『肋鎖症候群』があります。
最上部(第1肋骨)の形態異常や鎖骨の変形が起こることにより、胸郭出口部での神経血管を圧迫してしまうこによって手のしびれやだるさなどが現れます。
仕事などで重い物を持つことや普段から重い荷物を持つような方、また鎖骨骨折などでの位置異常をきたした場合や骨折した部分が変形した状態のまま癒合した場合に多くみられます。
妊娠後期の方がよくされる肩を後ろにそらせた体勢を続けることによって発症することもあります。

【検査法】
エデン・テスト:エデン・テストは別名『肋鎖テスト』とも呼ばれる検査法になります。
         方法は、まず患者さんに姿勢よく座っていただきます。さらに肩を後下方に引いてもら
         います。その時にまず橈骨動脈の拍動を確認します。このときに、しびれや痛みなどが
         現れたらエデン・テスト陽性と判断します。

頸肋症候群

胸郭出口症候群の中に『頸肋症候群』という症候群があります。
頸肋とは、第7頸椎の横突起に肋骨形成が確認できるとき、これを『頸肋』と言います。これは皆さんあるわけではなく、頸肋がある方は数パーセントとも言われています。大きさは様々で完全な肋骨として存在し鎖骨と関節を形成しているものや、第7頸椎横突起からわずかに飛び出しただけの小さいものがあります。途中で終わっている肋骨の先端から、紐状の索状線維というものが付着し前方に伸び、第1肋骨の前斜角筋が付着する付近に停止していることもあります。
 胸郭から上肢にかけてを走行する鎖骨下動脈は、第1肋骨よりも上にある頸肋や索状線維を乗り越える必要があります。頸肋が存在する場合、前・中斜角筋の間隙を底部から狭めて神経血管束を圧迫します。しかし、先ほどの紐状の索状線維が伸びている場合には、それが神経血管束を圧迫することもあります。神経血管足が圧迫されることによって手のしびれやだるさ、痛みなどを引き起こしてきます。

【触知】鎖骨上窩の頸椎よりの部分に骨性のものにふれることができます。ただし、触知できない場合もあるのでそのような際には、レントゲンで確認する必要があります。頸肋は肋骨が形成されているものなので、レントゲンで確認することができます。

 頸肋症候群は胸郭出口症候群の要因のひとつですが、大きさも様々なため症状が出ない場合もあります。

 胸郭出口症候群の鑑別診断法

 胸郭出口症候群の治療を行うためにはそれぞれの状態を正確に鑑別診断しなければいけません。これらの症状を鑑別する為にレントゲンを撮影したとしても生まれた時からの問題である頸肋症候群以外は把握する事が出来ません。その為、胸郭出口症候群を鑑別するための徒手検査を行います。

検査名
 ○アドソンテスト(Adson's Test)
 ○マニューバーテスト(Maneuvers Test)
 ○エデンテスト(Eden's Test)

 胸郭出口症候群治療

鍼灸治療鍼灸治療

 胸郭出口症候群の治療で鍼灸治療の適応となるのは斜角筋症候群と過外転症候群です。これらの症候群に対しては鍼灸治療が効果的です。

 胸郭出口症候群の鍼灸治療を行う理由は3つあります。

  1つ目は、胸郭出口症候群の痛みや違和感の軽減です。鍼灸治療は、痛みを軽減させる効果の高い治療法です。特に、首や肩の強い痛み違和感の改善には鍼灸治療が最適です。

 2つ目は、筋肉の緩和です。胸郭出口症候群の症状は、血管や神経を圧迫している筋肉を緩めることができれば症状改善が期待できます。鍼灸治療は筋肉を緩める効果が非常に高い治療法です。

 3つ目は、自律神経の調整作用です。鍼灸治療は自律神経を調整する作用をもあり、胸郭出口症候群によってめまいや動悸、頭痛などの自律神経失調症の症状がある場合にも鍼灸治療で改善できる可能性があります。

 このような理由から、胸郭出口症候群の治療に鍼灸治療を行っています。早期に症状を軽減したい方、当院が自信と責任を持ってお勧めする鍼灸治療を是非お試し下さい。

整体療法

 同じ胸郭出口症候群でも症状に強弱があります。強度の症状がある場合には鍼灸治療がお勧めですが、症状が比較的軽い場合には整体療法をお勧めします。
 胸郭出口症候群が起こる根本的な原因は、先天的なものを除いて姿勢が大きく関与します。その為、姿勢を改善する事は胸郭出口症候群の根本的改善を目指すためには必要となります。整体療法では、骨盤や背骨などの身体のゆがみを正確に把握し、胸郭出口症候群が再発しないようにする事を目的に治療を行います。
当院で行う整体療法は、”バキバキ”と鳴らすような方法ではなく、ご自身の体重を使ってソフトに矯正を行います。そのため、矯正には痛みはございませんのでご安心ください。

 胸郭出口症候群治療料金

鍼灸治療 5400円
整体療法 5400円
※初診時には初診料が別途2160円必要です。

information

ロゴ大阪府大阪市淀川区の東洋医学治療センターです。最寄駅は、新大阪駅で徒歩8分です。当院は、厚生労働省認可を受け国家資格所持者による治療を行っております。
また、当院はUniversity of Williamsburgから東洋医学に関する学位を取得、さらにアメリカ合衆国大統領からGOLD AWARD、国連機関のWHFからの顕彰を受賞した日本で唯一の治療院です。

あなたの症状に応じて鍼灸治療、磁気刺激療法、最先端光線療法、超音波療法で胸郭出口症候群の症状改善をサポートします。もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。
できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。
一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。

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